独立・複業に役立つマーケティングとは

エシカル・マーケティング

今日は、エシカル・マーケティングを独立・複業の観点から書いていきます。

理想の独立・複業

はじめに理想ですが、読者のアナタも、筆者のワタシも「本質的な仕事に集中しながら効果的なマーケティングをしたい」と考えているはずです。

それは、いってしまえば「行列のできる自動化コンサル」のような状態かもしれません。

その理想を実現するためにどんな施策を打ちますか?どんな訴求をされますか?もしくは、その望む未来からはじめるために、どんなパスを描かれますか?

筆者に向いているのは、紹介、インバウンドです。そして、マーケティングではないのですが、マーケティングの働きをしているのがコミュニティです。

ただし、コミュニティをマーケティング目的で運営するのは避けるべきです。なぜなら、コミュニティのみんなと一緒に望む世界を創ることが本質であり、目的です。その副産物として市場開発、つまりマーケティングされているだけだからです。

コロナ以降、2020年から、筆者にとって結果が出たマーケティングが、紹介とインバウンドです。よって、今はその2つに集中しつつ、市場設計や開発という側面から、コミュニティの一部のメンバーと小さな「ギルド」を設立しようとしています。

独立・複業の課題

独立・複業で気をつけたいのが「たくさんのことを一気にやろうとしない」ことです。

これはマーケティングでも同じで、すべてのソーシャルメディアとブログに取り組んだりすると、とんでもなく大変な割に成果が得られないという現象が多発します。

その前に、そもそもマーケティングできないとどうなるかを見ていきます。そして、やることが多すぎるとマーケティングできない理由もわかると思います。

失敗談から分析する

ここからは、ストーリー形式で、筆者の経験を書いてみます。経験というか、失敗談です。

気づけば、フリーランス歴12年(累計)になっていました。はじめに独立したのは2003年の4月。そこから、今でいう「リモートワーク」がスタートしました。

IRCでプロジェクトに参加し、MSNメッセンジャーで会話し、自作サーバーでWebサーバー、メールサーバー、ファイアーウォールなどを運用し、Hotlineサーバーを建て、UnrealサーバーとしてPower Mac G4をADSLで動かしたり。

途中から仕事まったく関係なくなってますが、そんな感じでした。

当時は自己管理能力がまったくなかったため、仕事に集中できなかったり、朝遅くまで寝ていたり、本当にダメなフリーランスでした。というより、ダメ人間でした。

そんなダメ人間な筆者でも、独立するときはかなり慎重かつゆっくりスタートしています。

派遣社員として財閥系グループ会社で駐車場管制システムのCAD図面を書きながら、夜間に自作サーバーでLinuxやミドルウェアを学習しつつ、Webデザインの勉強をしていました。

その後、先輩の手厚いご紹介により、プロジェクトに参画させてもらったり、雑誌にちょっとした記事を書かせてもらったり、ラジオ局の生放送スタッフとして深夜活動することができました。

そのときにも、派遣社員をやめ、社員化を丁重にお断りしつつも、前職の仕事を引き続きいただけたことはとても大きかったように思います。

それだけ手数を踏んで、準備をしても、なかなか思うように収入は得られませんでした。それにブラック企業がビックリするほど過酷な労働をしていました。すべてのメールを自宅サーバーからガラケーに転送し、いつでも対応できるようにして、精神を病んでいきました。

(この経験が自動化の前に断捨離を強く勧める理由となっています)

当時は、MovableTypeというPerlで書かれたブログが主流でした。そこで、自宅サーバーでブログを開設し、定期的に書いていましたが、それは集客ではなく趣味レベルの日記でした。これではまったく意味がありません。

こうやって振り返ってみると、マーケティング活動はまったくしていなかったように思います。すべての案件が紹介だったり、いわゆるクロスセリングだったりしました。

東京のラジオ局で仕事していた作家さんに、横浜のラジオ局の仕事をいただくような感じです。

ソーシャルメディアもとんでもなく早い段階で使い始めたのに、まったく活用していませんでした。今思えばFacebookもTwitterもアカウントを削除してよかったと思います。

当時の筆者がダメ人間だったということもありますが、結果につながるマーケティング、しかもフルリモート案件というのは、今でもボーッとしていては創出できないように思います。

そして、そんなカンタンにマーケティング活動が実を結ばないこともわかってきました。特に「インバウンド」と呼ばれるマーケティングです。

理想のマーケティング

理想のマーケティングとは、以下のようなものだと思っています。

  • 真実を語っている
  • ストック型である
  • 自動化されている

これから独立する場合でも、会社員として働きながら複業(副業)する場合でも同じです。では、ひとつずつ詳しく見ていきます。

真実を語っている

重要なのは、動画であれ、ブログであれ、ソーシャルメディアであれ、真実を語るということです。ここは、長期的に見てとても大切だと思います。

真実は非常にバズりにくいので、多くの人が誇張、粉飾、煽り、欲望を過剰に刺激することを定石としています。なので、ついつい真実を捻じ曲げるようなマーケティング・コミュニケーションをしがちになりますが、ここは妥協しないほうがよいと考えます。

受注後に大きなギャップが生まれてしまうからです。

さんざん盛りに盛っておいて、実情は問題だらけ。そういう状況で今の世界は溢れています。時間はかかりますし、効果も地味ですが、真実を語るほうがすべてのステークホルダーにとって有益です。

ある意味、インバウンドという観点からは、それもフィルターになる気がしています。もちろん、定期的かつアジャイルに改善していくことが前提です。

ストック型である

ストック型というのは、コンテンツが蓄積されていくようなイメージです。積み重ねが後々になって効果を(長期的に)発揮していくことが望ましいです。

動画もブログもストック型ということができます。

ブログに関しては、自分のブログとnoteのようなプラットフォームで書くものなどがありますが、使い分けで良いと思います。

個人的には、自分のブログをシッカリ書いておいたほうが良い気がしています。

あるコンサルタントがnoteで「noteは過去記事を読んでもらえない」という課題を書いていました。しかし、私が検証した結果からいうとそうでもないです。興味のある記事であれば、オススメ・関連記事から訪問し、ちゃんと読んでもらえます。

いずれの場合でも、記事コンテンツというのはあったほうがいいと感じています。

個人的な検証の結果でいうと、昔HubSpotが提唱していたような、1記事3,000〜5,000文字も必要ないと思います。2,000文字くらいでも週1、2回コンスタントに書いているとよさそうです。

文字数やどこで書くかより、中身とバイブスが大切だと感じます。

自動化されている

案外、検討されていないのが自動化です。しかも、最適に自動化されているかという検討が忘れられていることが多いです。

確かに、動画もブログもWebサイトも自動化の一部です。

しかし、それらがいつまでも「点」の状態で散在していると、自動化しているのに時間と手間ばかりかかって、思うような効果が得られなくなるのではないでしょうか。

そもそも、情報商材やマーケ業界が焚きつけるほど、アレもコレもやる必要ってあるのでしょうか。独立・複業という文脈でいうと、ここはシッカリ考えたほうが良さそうです。

ひたすら他者のツイートに「イイね」をつけたり、コメントしたり。確かにフォロワーも増えるし、エンゲージメントも増えるかもしれません。しかし、結果はどうでしょうか。

インスタでフォローしてはフォローを外す。そういう人が世界にたくさんいますが、相手の立場や感情をまったく考慮していないので、悪手だと思います。

よく、バックキャスティングといわれます。

それが未来構想であれ、望む結果であれ、途中で別のモノに置き換わってしまわないようにしたいです。例えば、質の高い案件の受注という結果が、ソーシャルメディアで目立つことに置き換わってしまうケースなどです。

筆者の場合、FacebookとTwitterをやめてから、いろんなことに集中できるようになって、LinkedInのエンゲージメントや別のマーケティング手法を検証できるようになりました。

結果に到達するために「点」を「線」でつなぐ自動化を心がけたいものです。

価値提供とマーケティング

さらにいうと、エシカルなマーケティング自動化が存在すると考えます。

エシカル・マーケティング

エシカルは消費のカテゴリーではなく、真実を語り、愛を持って調和して生きることに近いです。つまり、エシカル・マーケティングということになります。

確か、海外ではエシカル・マーケティングに関する本もかなり前に出版されていたように記憶しています。今、日本で行われているマーケティングとは真逆といっても過言ではありません。

このエシカル・マーケティングを先程の理想のマーケティングと組み合わせて考えると、次のようなことが浮かび上がります。

  • プロコンを正直に述べる
  • 知らないことはいわない
  • 時間をかけて効果を設計

プロコンはプロ根性ではなく、プロズとコンズ、メリット・デメリットです。

筆者の場合であればクラウド自動化の良い点・悪い点をシッカリお知らせする。案件欲しさに、適当なことをいわない。他者を蹴落として、のし上がろうとしない。

インバウンドはストック型で時間をかけて育てるものだと理解し、投資として取り組む。そんな感じです。

多様なマーケティング手法

LINEやメルマガだけがマーケティングではないということも、最近体験から理解しました。コンサルやエンジニアであれば、GitHubマーケティングも考えられます。

ポートフォリオでマーケティングする手法を、ソーシャルメディアやコミュニティと絡める。とにかく価値を先に提供する。直接的な見返りを設計しない、というやりかたを試しています。

自動化コンサルとして、GitHubに自動化シナリオをアップし続けています。それをLinkedInでシェアするようにしています。これは英語で世界に向けたプロジェクトにしてみました。

誰でも、Makeという自動化ツールの有料版を持っていれば、GitHubからテンプレートをダウンロードして、インストールできるという実利的なマーケティングです。

有料で販売したり、実装したりするレベルのものを無料で公開しています。それが、超短期的な利益ではなく、長期的な自動化マーケットの開発につながると信じてやってみています。

また、Makeで連携できるSaaSベンダーも同時に紹介することで「世のため、人のため、己のため」マーケティングになるということにも気づき始めました。

Makeの契約も増えます。連携できるSaaSベンダーの顧客も増えます。インストールした人は無料でレディメイドな自動化をゲットし、時間もストレスも減らすことができます。

そして、筆者はMakeのアフィリエイトやサポートでモチベーションが上がります。それに、GitHubのスターやLinkedInの反応で将来のプロダクト開発のリサーチが可能になります。

クリエイターエコノミーとプロセスエコノミーを統合して、エシカル・マーケティングになったようなイメージでしょうか。無料提供しているだけなのに、毎日楽しくやっています。

自己管理の必要がないんですね。今日はどんな自動化を公開しようかな、という風にピン!ときたアイディアを速攻でカタチにして、世界に公開し、反応を得られるので楽しいんです。

これもある種のインバウンドで、時間はかかると思います。しかし、質や投資の観点から考えると、筆者にとってはかなり魅力的かつ「やりがい」のある手法です!

メールマーケティング

ちなみに、メルマガに近い方法で効果があったのは、投資家や見込み顧客を少数ピックアップして、手書きのレターを毎週送るというものがありました。

東南アジアでスタートアップのCTOをしていたとき、日本のイベントに展示・資金調達のために来たときがありました。そこで出会って、話ができた方々数名に毎週現地で起きていることを簡潔に送っていた時期があります。

その結果、1社が海外視察という形で訪問してくださいました。

当時はGmailで手書きメールを送るだけでしたが、今は同じことをMakeとGmailとAirtableで半自動化することもできます。Mailchimpやステップメールを導入しなくてもできる、カンタンで心のこもった手法だと思います。

バズや注意を奪い合うことにフォーカスしている現在のマーケティングからすると、非常に地味ですが、ご縁やおかげを大切にするマーケティングを嬉しく思ってくださる方々もいらっしゃいます。

筆者がオススメしたいのは、そういう方々と仕事をすることです。

大量のオーディエンスにリーチして、ファネルをくぐり抜けた人が、よくないお客さんだったなんてことは、それなりにあります。であれば、大企業マーケティングを採用せず、最初からエシカル・マーケティングでいくのも手ではないかと思うのです。

独立・複業の理想とは

手法をヒトコトでまとめると「エシカル・マーケティング」です。

これは自然に「世のため、人のため、己のため」そして、実は環境のためになるようなマーケティングでもあります。

自動化コンサルを例に取ると、次のような循環が生まれます。

バイブスの合う人々のストレスと労働時間が大幅に削減されれば、その人の意識と感情がクリアになります。そういう人々が一定数に達すると、環境に変化が現れます。

そして、新しいことに取り組む時間とリソースが得られるので、もっと変化が生まれます。そういう人々が別のコミュニティでバイブスを伝染させると、壮大な意識改革になります。

そのためには、真実を語り、ストック型の情報を届け、自動化の事例を届ける必要があります。

その結果として、ご縁があってバイブスの合う人との協働が可能になります。それは顧客としてだけでなく、自動化チームとしてもそうです。

そういう世界を創ることが、結果としてマーケティング(市場設計、市場開発、市場調査)のカタチとして現れているのだと思います。

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