統合と自動化:分離と苦痛から自分を解放する方法

統合と自動化:分離と苦痛から自分を解放する方法

突然ですが、ポッドキャストはじめました。

Googleポッドキャスト「アルクトゥルスの分析官」

まずは、Anchorというサービスをハブにして、SpotifyとGoogleに配信しています。Appleは有料の年間契約が必要なので、今回は採用しませんでした。

ぜひ、登録して聞いてみてください!

統合と自動化の必要性

このポッドキャストでは、デザイン思考、アート思考、システム思考、帝王学、神秘学、言霊学、自動化、テクノロジー、スタートアップ的アプローチ、コンサルティング手法などを統合してお届けしています。

エデュテインメントなので、アルクトゥルスの分析官と名乗っています。銀河視点、恒星文明から見た地球と地上文明という設定で、意識、精神、物質を統合する番組です。

このポッドキャスト自体のテーマが「統合」で、Anchorというサービスを使った「自動化」を実現しています。

それが、タイトルの「統合と自動化」につながっていきます。

統合が必要な理由

統合と自動化。時系列でいうと、統合して自動化するということになるでしょうか。システム・インテグレーションについて考える時、そのようなステップになると思います。

情報と習慣の断捨離

まず、統合するための断捨離をする。必要なもの、統合可能なものだけを残し、他を手放す。情報、知的財産、減価償却対象のソフトウェアなどを整理していきます。

ではなぜ、統合が必要なのでしょうか?

ヒトコトでいうと「バラバラなモノゴトは高コストかつ高リスク」だからです。

組織経営のケース

組織経営で考えてみると、経営メンバーと現場チームの分離。この状態でデジタル・トランスフォーメーション(DX)しようとすると、ムダな血が流れます。

なぜなら、ミッションも文化も共有できていないからです。コミュニケーションが成立しないか、エナジーレベルで不整合が起きています。

その状態でまるっとDXしようとすると、歪みだらけでよりカオスになるか、ストレスが減らないか、パフォーマンスが下がるかが継続します。

システム思考的にいう「良くなる前に悪くなる」にならないということです。ずーっと悪い状態が続き、人々はつぶやきます。

いつになったら良くなるの…

こういった現象は、多くの企業やコンサルが経験しています。それでも解決に向かわないケースが多発しているのは、前提が間違っているか「手のつけかた」に問題があるからです。

まとめるならば、部分最適化と利己的な効率化が苦しみの原因であるとわかります。

ソフトウェアのケース

ソフトウェアを見てみると、乱立するバラバラなツールやアプリを「切り替えて」作業している状況です。

Asanaの調査レポートでいうところの「仕事のための仕事」です。1日のうち、60%の時間をこの「仕事のための仕事」に費やしているというデータがあります。

1日の60%が不毛な仕事…

調査レポートの詳細については、Integromat日本コミュニティのブログに記載していますので、そちらを参照ください。より詳しいデータと解決策をお出ししています。

シンプルに表現するならば、統合されていない複数のツールを行ったり来たりする状態は、人間のパフォーマンスを下げ、ストレスレベルを上げます。

その状態がミスを発生させ、セキュリティ上の問題を引き起こすことが、すでに調査結果で判明しています。これは、グローバルな問題ということができます。

そんな状態で、さらに新しいツールを導入したり、モノリシックなソフトウェアをスクラッチ開発するとどんなことが起きるでしょうか。

まさに、ディザスターです。

自動化が必要な理由

こうして、いくつか要因をみていくと、クリアになります。

統合されていないモノゴトは、自動化することはできないということです。例えるならば、準備されていないデータを人工知能に任せることは難しいともいえます。

少ないタスクと最適な結果

DXが単なるバズワードやジャーゴンではないことがハッキリしてきます。加えて、AIやIoTの活用とか、データ駆動型ビジネスという表層的なモノでもないことが視えてきます。

ではなぜ、自動化が必要なのでしょうか?

シンプルな回答は「統合されたモノゴトを少ないエナジーで最適に動かすため」です。

少ないタスクと最適な結果

仕事のための仕事。業務全体の60%を占める、恐るべきムダが発生する原因。それは、統合されていないことにあります。

逆に考えると、いったん統合されてしまえば、プロセスが明確になっているので、自動連携しやすくなります。いいかえると、最短距離で目的を達成する方法が視えてきます。

そうすると、少ないタスクで最適な結果を得ることができるようになります。

最短距離で目標達成

先ほどのポッドキャストの例で考えます。

Anchorというマルチ配信ツールを使うと、Anchorでも番組を配信しつつ、Spotify、Google、Appleなどのプラットフォームにも自動配信されます。

ということは、最初に連携と接続の設定を済ませれば、後は一箇所だけデータを更新すればよいことになります。その他は放置していても機械が勝手にやってくれます。

それが実現可能な理由は、統合されてから自動化されているからです。

実務レベルで考える最適化

もっと業務に寄せて考えていくと、どうなるでしょうか。

例えば、メール、チャット、共有ストレージ、プロジェクト管理ツール、ビデオミーティング、KPI/OKR管理、経営メンバーへのレポートなどが統合され、自動化されるイメージです。

統合して自動化する

統合されていないプロセスは、バラバラなタスクを複数ツールで実行しているはずです。

チームメンバーにチャットで連絡し、プロジェクト管理ツールのタスクを確認し、ビデオミーティングですりあわせ、レポートに必要な書類やデータを共有ストレージに集め、KPI/OKRを手動でアップデートし、レポートを作成し、それを経営メンバーへメールで送信する。

そんな、狂気の沙汰とも思える「仕事のための仕事」をしていたのではないでしょうか。

これが、統合されて自動化されるとどうなるでしょうか。

データを集めておけば、後は機械が勝手にやってくれます。なので、実作業は元データを集めておくだけです。タスクを登録し、完了しておく。スプレッドシートを最新にしておく。

そのくらいで終わってしまうのです。

統合から自動化へ

まず、統合プロセスですが、必要な結果は「経営メンバーへのレポート送付」です。これを実現するため、時系列で手続き型の作業を明確にします。

そうすると、ムダなタスクを手放していくこともできますし、どんなステップ、どんなデータ、どんな連携が必要なのかハッキリしてきます。

情報の構造とフローを改善

その状態でタスクとプロセスをつなげていくと、データがいつ、どこに、どのように流れて加工されればいいのかが可視化されます。必然的に、不要なタスクとプロセスも可視化されます。

レバレッジ・ポイントでいう「情報の構造とフロー」です。

この統合ステップを省くと、現状のアナログな作業をそのまま自動化しようとして、カオスな世界で血を流すことになります。

では、統合されたタスクとフローを断捨離し、プロセスを自動化するとどうなるでしょうか。

実用最小限の「手作業」で、目的を達成することが可能になります。

それだけでなく、非同期でまとめたほうが良さそうな別のタスクやフローとも連携・統合ができるようになるので、複利効果が生まれてきます。

それが、統合ボーナスであり、統合ボーナスは自動化によるグレース(恩寵)です。

DXをホログラムで考える

組織、システム、ソフトウェア、ワークフローをホログラムとして考えてみてください。

ホログラフィックなデータは、部分に全体が含まれています。逆も然りで、全体にはもちろん部分が含まれています。

組織はホログラムである

ということは、一部分をホログラフィックに統合し、自動化すると、それは組織全体に波及します。適用箇所を限定しても大丈夫なのです。

その肯定的で建設的な影響は、他の部分にも統合と自動化の恩恵を与え、DXという「個人と組織の変容」が文字通り促進していくことになります。

それが、銀河・恒星視点で太陽系や地球を俯瞰することの真意です。

そうなると、統合意識が全体に浸透しているわけですから、これまでの分離しサイロ化した世界における部分最適化とは次元が変わってきます。

次元が変わる。まさに「トランスフォーメーション」ではないでしょうか。

分離と苦痛から解放される

まとめると、統合と自動化によって、個人や組織が分離と苦痛から解放されます。

DXを表層的に捉えて対症療法することをオススメしない理由。それを、本記事で検討してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ピラミッドから球体への変容

分離が極まったため、苦痛が生まれました。

分離とは分析です。演繹分析です。トップダウンのアプローチともいえますし、ピラミッド型の古いシステム構造と表現することも可能です。

地上文明、科学、政治、経済プラットフォームでさんざん実行されてきました。

それでうまくいかない限界点に達しています。そうなると、次に必要な「打ち手」は統合とシームレスな自動化です。

今まで、分析に分析を重ねてきたコンポーネントが統合されて、全体としてシームレスに動き出す。ムダが抑えられ、コストが削減され、リスクが軽減されていく。

調和の世界が視えてくるのではないでしょうか。

経済的に表現するのであれば、グレースフルな組織経営です。オプティマルなビジネスです。

グレースフルとは、洗練された、エレガントなという意味があります。まさに、断捨離からの統合です。オプティマルはベストで最適というニュアンスです。

洗練された組織経営と、最適なビジネス。それは、統合と自動化による調和の形で実現する。

VUCAの事業転換、組織改編、デジタル化が視えてきたような気がします。