創造性を養う:今日からできるカンタンな方法

創造性を養う:今日からできるカンタンな方法

今日のトピックは「違和感をつくり出す」です。

どういうことかというと、視点をリフレッシュしたり、視座を変えたり、視野を広げるカンタンな方法として、自分で違和感をつくり出すことができます。

Anti-Gravity(反重力)

あるべきでないものを置いてみる

これは「クリエイティブ」の処方箋という本の201ページに書かれていたコトバです。原文は「Put the right thing in the wrong place」で、正しいものを間違った場所に置くというススメになります。

私たち日本人は、そんなに難しく考える必要はありません。この英語を翻訳すると…

檸檬、梶井基次郎

になるかと思います。焦燥や嫌悪という、得体のしれない何かをリフレッシュするには、いつもと違うことをするといいそうです。

私も今週から朝のルーティンをガラッと変えまして、起床30分後に朝食をとるようにしました。今までは、午前11時位にブランチをとっていたので、かなりの変更になります。

部屋の模様替えもしました。今まで、南の窓に向かっていた机を、東の窓に向かわせるようにしました。文字通り、視野も視座も変わってしまい、マインドや「ひらめき」に変化が現れました。

Inclusive Society(インクルーシブな社会)

今までは、ビジネスやプロジェクトをどう変えていこうか、自分のダメな部分をどう矯正していこうか…そんなことばかり考えていました。今は、ちょっと違います。

例えば、アート・プロジェクト。

サイケデリック、シュールレアリスム、コラージュなど。西洋的なジャンルがあります。これと「大正・昭和の色味」を組み合わせる実験もはじめました。

取り返しのつかないくらいカオスになることもあります。配色に違和感バリバリのときもあります。なんとも言えない完成度のときもあります。しかし、必ず公開します。

アート・プロジェクトをスタートアップ式でやってみるということです。

通常であれば、アート思考をスタートアップや既存ビジネスに適用する、というセオリーやメソッドなわけですが、逆にしたらどうなのでしょうか。というアイディアです。

The Genetic Mind(遺伝的精神)

梶井基次郎の檸檬に戻ります。

得体のしれない焦燥感。それは、私たちにとって、経済的な問題かもしれません。もしくは、現在勤務している企業の在り方かもしれません。ポスト・コロナへの準備かもしれません。

多くの場合、私たちはその焦燥感を解消するために、今までと同じ行動をとります。欠乏感を埋めるために、外部からかき集めようとします。多忙になることで、問題から目をそらします。

ここにあえて手を加えるとすれば、自己啓発で推奨される「矢のように突き進み、困難を克服し、あきらめない」という概念に違和感を加えてみるのも良いかも知れません。

例えば「スルスルと、困難を避け、うまくいかないことをやめていく」という概念にしてしまう。特に、困難と戦う、自然を克服するというような考えかたをひっくり返すことも考えられます。

このラクに生きるという概念は「大転換期の後 皇の時代」という本に書かれています。

Social Influence(社会的影響)

ビジネスでいうと、プロダクトを開発しないスタートアップ。初期にプロダクトを開発しない、資金調達しない、プレスリリースを打たない、そんなビジネス。これも違和感です。

画面のない、控えめなプロダクトという考えかたもあります。

なぜこんなことをいうかというと、今のマーケットは人々の注意と時間を奪い合う、文字通りの戦場だからです。ビジネスに軍事用語が使われていることからしても、戦い、奪い、覇権を握ることを前提としています。

なんとかプロダクトに登録してもらい、ログインしてもらう。課金し続けてもらう。そのためにガンガン宣伝し、オーバーコミットする。中身の薄さをマーケティングでごまかす。

それを、やめることはできないのでしょうか。

おそらく、やめることは可能です。すでにユーザーが気に入っているアプリを画面にすればいいだけです。そういう違和感をどんどん試しては捨てていく。

捨てていくといっても、現在の文明のように大量の無駄を外部化するようなことはしない。大量の廃棄物を産まないようなデジタルな実験もたくさんできます。

もちろん、デジタルにも課題はあります。しかし、それも解決するように方向づける。

エシカルワークスは仮想スタジオなので、プロジェクトの売却も考慮してみます。収益が上がっていないと売却できないのでしょうか。おそらく、それも思い込みだと思います。

ゼロイチできなくても、イチをガーンと成功させるのが得意な人がいます。そういう人に譲渡できる可能性だってあるはずです。

Les Principes du Capitalisme(資本主義の原則)

あるべきでないものを置いてみる

冒頭で、原文は「Put the right thing in the wrong place」であると述べました。正しいものを間違った場所に置くことを、現代社会は罪や恥のように解釈する傾向があります。

おそらく、そんなことはないはずです。

なにが正しく、なにが間違っているかは、文脈しだいです。違和感をつくり出すということは、文脈自体を変えてしまう力を持っているのではないでしょうか。

ということは、このコロナでうまくいかないビジネスやプロジェクトがあれば、あえて違和感をつくりだしてみることで、活路が見いだせる可能性もあります。

本記事でご紹介した、アート・プロジェクト「エメラルド・タブレット」は、Patreonというプラットフォームを利用しています。興味ありましたら、チェックしてみてください!

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