効果的な投資:アリモノとスクラッチの中間部分

効果的な投資:アリモノとスクラッチの中間部分

今日のお題は「コスト、本当に気にしてますか?」です。

テクノロジーは加速装置にすぎない。古いやり方を変えないままテクノロジーを当てはめたら、かえって非効率を増幅するだけだ。(1)

デジタル化が叫ばれる今、いろいろなサービスが乱立しています。たくさんのプロダクトが売り込まれています。あっちこっちにオンラインサロンが立ち上がっています。

しかし、それらは本当に必要でしょうか?

高コストな計画とポイント

ここで「ウチはアナログの整理が先だから、今は不要!」という意見が持ち上がってきます。

筆者は、リスクを感じます。デジタルのことがわからないまま、アナログだけを整理したところで、再度デジタル化で調整するハメになるからです。

本来であれば、デジタル化の目的があって、デジタル化のゴールがあって、そのためにアナログを整理していくほうが低コストです。

よって、トレンドや他社を追いかけるのではなく、目的に資するサービス、ツール、コミュニティを選択すれば良いことになります。

ポイントは、小さいデジタル化を継続して試すことです。そして、過程で得た知見・経験を適用していくと、自分たちにあったデジタル化やツールの選定が可能になります。

行動しながら計画する。これが柔軟に適応できる方法です。

その開発、本当に今必要?

ただし「オリジナル!カスタマイズ!フルスクラッチ!」思考も要注意です。

私は最新かつ最高の技術力を誇るとうたう会社と契約した。彼らは、私たちのために理想的なソフトウェアを一から作ることになった。営業、マーケティング、オペレーションを結びつけるソフトウェアだ。何ヶ月も作業し、四万五千ドルを費やしてソフトウェアを完成させたが、そのソフトウェアは廃棄された。その代わりに既製のシンプルなソフトウェアを五百ドルで買ったが、それですべてが事足りた。(2)

よくあるケースです。

そんなに時間と資金を使わなくてもいいのに…というポイントにメチャメチャ時間と資金をつっこんで失敗してしまいます。

ソフトウェア開発は、代表的な例です。

よくいわれる「ウチは特殊だから、ワークフローが独特だから、プロセスが複雑だから、既存のシステムでは解決しない」というのは、たいてい間違っています。

先程「デジタル化しながらのアナログ整理」と述べました。

この真意は、デジタル化にともない、既存の複雑なフローを改善することにあります。アナログをそのままデジタルで表現することは、あまり効果的ではありません。

重要なのは、時間と資金を大量投入するのではなく、継続的で小さなデジタル化です。

長い検討、巨額の投資、追加のコスト、大きな失敗。

これを、なんとしても避けなけれななりません。

ポイントはどちらでもない

流行りのアリモノを導入するのも微妙。フルスクラッチも危険。

じゃあどうすれば?

という問いに対する回答、フラストレーションに対するソリューション。それは、ノーコードであり、ノーコード・オペレーションです。

あくまで、選択肢のひとつです。

ポイントは、アリモノの使いにくさと、フルスクラッチの危険性のちょうど中間。そこにあるのがノーコードです。

伝統的な商習慣は遅く、パンデミック時代に適していません。要件定義、相見積もり、プロジェクト計画、設計、実装、バグや仕様変更…。リスクだらけの危険地帯です。

そこは、エンジニアでなくてもサクッとできるノーコード。社内起業プロジェクトでちょっと試せるオペレーション。そういうものが、速度とコスト効果を生み出します。

ここにあるのは「いいとこ取り」です。どちらかではなく「両方」です。

ノーコードでやってみて、限界を感じたら、フルスクラッチする。ノーコードとフルスクラッチを連携する。バックステージとフロントのシステムをスムーズにする。

そんな、マイルストーンが視えるはずです。

これからは、二択を迫られたら、三つ目の選択肢を選べるはずです!

批判や意見や考察より行動

ほとんどのノーコードには無料プランがあります。多くのコミュニティには無料サービスがあります。ハウツー系の情報にも無料コンテンツがたくさんあります。

もう、ベンダーのサイトを見て、価格を調べるためだけにフォームに入力して、ほとんど意味も成果もないミーティングを重ねる必要はありません。

挑戦的なメッセージではありますが、時間と労力はとんでもなく貴重です。

エシカルワークスでも、無料の情報提供、無償のコミュニティ運営をしています。Integromatというアプリ連携サービスの認定パートナーとして、まずは体験してもらうことを目的としています。

もっというと、ミッションは、みんなの「自立・自由・自動化」の応援です。

社会起業にフォーカスした、仮想スタートアップ・スタジオとして、まずは自身でプロボノ活動をスタートしました。

すでに、コミュニティ共有データベースYouTubeチャネルも運営しています。

それに加え、本日、Integromat日本コミュニティのDiscordサーバーをオープンしました。これによって、参加メンバーは、音声や画面共有によるコミュニケーションが可能になります。

Integromat日本コミュニティのDiscordサーバー

実装や技術のサポートですから、リアルタイム性が重要です。ゲームみたいに楽しくやれることが大切です。そうでないと、継続できません。

無料です。ぜひ、参加してお試しください。

1. リチャード・デイヴィス「エクストリーム・エコノミー 大変革の時代に生きる経済、死ぬ経済」p.358
2. ジーノ・ウィックマン「トラクション ビジネスの手綱を握り直す 中小企業のシンプルイノベーション」p.183

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