富と職能:精神的苦痛をもたらす職務からの自由

富と職能:精神的苦痛をもたらす職務からの自由

本日のトピックは「富と職能」です。

富はもらうものではなく、生み出すもの。という思想に立脚して、考えていきます。

精神的苦痛をもたらす職務。富の創出というより、誰かのために富を創出させられている。という表現のほうが、おそらく適していると思います。

何度も何度もひどい仕事に就いてきましたが、まじりけなしの純粋な、清々しいまでにブルシットだったのは、十数年前、大学卒業後に就いた「専門職」でしたね。
エリック、ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

21世紀になっても、専門化や自動化が進んでも、私たちの職務は精神的苦痛から自由になっているとはいえません。

なぜでしょうか?

誰かのために無意味なシゴトをさせられている。この状態が隷属状態であり、おそらくそれは、問題を起こさないように、押さえつけられている構造だからです。

どうしたら、その苦痛から自由になれるのでしょうか?

現状の分析:精神病院と社会構造の共通点

閉鎖病棟は社会の縮図!?

この世界的なブルシット現象、略して「BS問題」は、精神病院の閉鎖病棟と似た構造です。

とりあえず閉じ込める。クスリでおとなしくさせておく。騒ぐと独房に入れられる。そんな構造は、経済システムや会社組織でも同じです。

ある意味、精神病院は社会の縮図であり、わたしたちは狂っています。よって、健常者というコトバ自体、まったく理にかなっていない側面があります。

なんで、そんなことがわかるのか。

それは、筆者も過去に精神的苦痛と破壊的な生活習慣によって発狂寸前までいき、閉じ込められていたからです。数ヶ月に渡る観察と内省から得たインサイトにより、中と外は同じであるとの結論に至りました。

コロナで弾かれたトリガーは、いよいよもって、狂気の「渦」を大きくしていないでしょうか?

表層の問題:経済システムの応急処置は賽の河原計画

応急処置とは賽の河原計画

そういう状況にあると、人間は、精神的渇望を満たすモノゴトに惹きつけられます。

閉鎖病棟にいた筆者の場合、(やっと手に入れた)スピノザのエチカを読んで、自問自答する日々を過ごしました。

それは、多くの人にとってスピリチュアルであったり、龍や狐と呼ばれる霊的なエネルギーであったりするかもしれません。マインドフルネス「業界」も、似た側面があります。

古典、教養、哲学、宗教。そういったモノが今、注目されています。

そして、ビジネスではセルフケア、ヘルスケア、ヘルステックなどなど、巨大市場が予測されています。マインドフルネス「業界」が、まさにその先駆けといってもいいはずです。

それらは、確かに価値あるモノゴトです。しかし、もっと根本的な問題に手を入れなければ、睡眠薬や抗うつ剤のような、処方薬と同じではないでしょうか?

ケアしまくっても、根本的に変わりがない。その状態は「賽の河原」であり、まさに「BS問題」です。

経済を回すために、誰かが継続的に豊かになるための、隷属状態とはそういうことではないでしょうか?

原因の追求:職能と共創が生み出す富

対立構造を超えた富の創出

根本原因に手を入れる。

このトピックは、あまり歓迎されません。なぜでしょうか?

面倒だからです。オートパイロットな意識では解決できませんし、原因追求に多くの労力を伴うと思われているからです。

しかし、本当にそうでしょうか?

富を搾取される側から、富を創出する側にまわる。この表現を、多くの人は「勝ち組 vs. 負け組」の構造で捉えます。

しかし、本当にそうでしょうか?

ある地域社会の全員が、BSジョブやBSタスクから自由になって、才能を活かした職能で自立していたら、どうでしょうか。

搾取する側とされる側という対立構造を超えたところに、富の共創が視えるのではないでしょうか。

これを、古い枠組みで考えてしまうと、例えば「職務主義 vs. 職能主義」のような対立構造になり、新しい勢いを古い枠組みに押し込むことになります。

その結果、生み出されるアウトプットは、過去と同じではないでしょうか?

自分のために富を創出し続けてもらいたい、プラットフォーム提供者にとって、こういった小さな経済圏は邪魔です。

よって、ルールから通貨に至るまで、暴力、脅し、警察力でコントロールしようとします。

その覇権システム、その経済ゲーム、もう限界ではありませんか?

解決の糸口:アプリ起業と自動化による、リソース創出とモチベーション刺激

アプリ起業や自動化の真意

では、どのように「BS問題」の根本に手を入れられるでしょうか?

すぐにできることは、新しいことをはじめる時間をつくる。新しいことを楽しむ。といった、リソースとモチベーションに関することです。

今、筆者が自動化コンサルタントとして、「アプリ起業・自動化サービス」にチャレンジしているのは、そこに理由があります。

まだまだ、手探りで、改善ポイントしかありませんが…(苦笑)

行動変容のデザインの目標とは、人が何かをしやすくすること、それも、これまでやりたいと思っていたのにできなかった行動をできるようにすることだ。
行動を変えるデザイン

数年前、筆者がベトナムやカンボジアを移動しながら生活していた時、サトウキビジュースの屋台をたくさん見かけました。

あの人たちは「甘いものは肥満の原因だ」という共通認識が浸透したら、シゴトがなくなります。かといって、現在そのシゴトを楽しく情熱を傾けて打ち込んでいるわけでもありません。

そして、シゴトがなくなったそのときに、似たようなシゴトで埋め合わせをしようとする可能性もあります。

他人事として考えると、エネルギー方面が持続可能だ!という話にブッ飛ぶ可能性もあります。

しかし、仮に筆者がサトウキビ屋台でジュースを絞っていたとして、

サトウキビ!バイオマス!エタノール!

という、サステナブル屋台になれるわけもありません。

これが、わたしたちが「BS問題」に蓋をしていた理由と同じではないでしょうか?

ギャップがでかすぎて、思考停止。やることが多すぎて、満員電車に妥協する。

春になって案件が増えてきたから、転職すれば問題ない。

そういう「慣れ親しんだ習慣」に頼り、他人のためにおとなしく「BSシステム」を稼働させ続けるのです。

果たしてそれで満足でしょうか?

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