ラクを極める:Twitterの検索結果を配信する自動化テンプレート

ラクを極める:Twitterの検索結果を配信する自動化テンプレート

先週に引き続き、ラクを極めるための自動化テンプレートをご紹介します。

今回は、Twitterにアクセスせずに任意の検索結果をSlackとメールで取得する自動化です。つまり、アプリの切り替えやデータ収集とまとめが不要になります。

これによって、例えば毎朝「資金調達」というキーワードでTwitter検索し、結果をSlackやメールにダイジェスト配信できるようになっています。

カンタンにいうと「GoogleアラートのTwitter版」です。

Twitter自動化テンプレート

Twitterの検索結果をダイジェスト配信する自動化

ワークフローを分析すると「100%」の人力タスクが自動化されることがわかりました。次の7つのステップ(タスク)がすべて自動化されるということです。

  1. システムはツイートをキーワード検索する
  2. システムはリツイートをフィルターする
  3. システムは各ツイートのリンクを生成する
  4. システムは各ツイート本文を一部切り取る
  5. システムはツイートの一部とリンクをまとめる
  6. システムはまとめをSlackのチャネルに通知する
  7. システムはまとめをメールで配信する

詳細は「Integromat自動化サンプル集」の解説ページをご確認ください。

テンプレート購入ページは、エシカルワークスのSquare決済ページとなります。自動化テンプレートをインポートできるのは、Integromatというツールになります。

アプリ切り替えの課題

なぜ、そこまでアプリの切り替えや日常的な繰り返しタスクを問題視するのでしょうか?

問題は、アプリ切り替えのような「仕事のための仕事」に異常なほど時間を使っていることです。それが、テクノロジーに振り回されている現代のオフィス・カルチャーなのです。

具体的な例を確認すると、問題が明確になります。

アプリ切り替えの具体的な問題

例えば、朝のスタンドアップ・ミーティングの時に、メールやチャットを確認しながらチームメンバーの報告を聞くようなケースがあります。

この状態では、ほとんど内容が耳に入っていない状況です。よって、メンバーが何度も同じことを話さなければならず、ムダが多くなります。

さらに、オンライン・ミーティングで別のことをやりながら会議に参加するケースも同じようなことが起こります。会議が長引いたり、モノゴトが決まらなくなってしまいます。

このようなケースが起きがちなのが「テクノロジーに使われている、現代の仕事のスタイル」なのです。

よって、1時間のオンライン・ミーティングだけで、集中している状態と、そうでない状態は体感的に3倍〜5倍は差がつくように感じます。ここでいう差とは「情報の理解と活用」です。

ということは、注意力散漫な状態で3ヶ月かかるタスクを、集中した状態では1ヶ月で完了してしまうということです。

この差をアプリ開発の工期で考えてみると、実に大きなインパクトです。

エフォートレス思考でラクを極めるということは、集中できる環境を自分で作り出せることを意味します。限界まで手順を削減し、自動化することで、実用最小限の労力で最適な成果を得ようとする姿勢です。

複数アプリ切り替えによって発生する問題

Asanaの調査によれば、アプリ切り替えのようなマルチタスキングかつ集中力の欠けた状態で起こる問題に、次のようなものがあります。

  • 27% = メッセージやアクションを見逃す
  • 26% = 個人レベルで非効率になる
  • 24% = 業務が重複する

データを確認すると、普段起きている問題が浮き彫りになります。このデータが語っているのは次のようなことになります。

問題 = ムダが多い

では、この問題がどのように影響するのか、影響範囲を見ていきます。

着目すべきムダとセキュリティの関係

ムダが多くて忙しいと、ストレスが多くなります。ストレスが多くなると集中できなくなります。集中できないとムダが多くなります。

集中できずにムダが多くなり、ストレスが蓄積すると、データ漏洩やシステム障害などの大きな問題へと発展していきます。

2022年以降、問題になるのはセキュリティです。セキュリティ対策とは、製品を導入すればよいわけではありません。エンジニアを厳しく締め付けることでもありません。

もっと日常的なレベルから対策が必要です。

その対策が、ムダを減らして実用最小限に自動化することであったりするわけです。

自動化というソリューション

では、投資効果やコスト効果を見ていきます。まず、自動化していく際に重要なポイントは3つあります。

  • 実用最小限の小さな自動化
  • 集中できる環境の構築
  • 自分や組織への思いやり

実用最小限の小さな自動化とは、小さな労力で最適化することを意味します。種を植えて育てるイメージです。よって、スタートアップ方式と考えることができます。

環境構築は、行動を変えるデザインという文脈でプロダクト開発に欠かせない要素です。企業の断捨離、つまり習慣とデータの最適化を実施する上で、環境構築は必須です。

自分や組織への思いやりは、問題のあるオフィス・カルチャーやテクノロジーに振り回されない環境を構築すれば、自分たちがハイパフォーマーになれることに気づくことです。

まとめると、ムダの多い組織経営やオフィス・カルチャーという課題を解決するために、自動化というソリューションを選択する。そして、ハイパフォーマーになれる環境を自動化によって構築していく。

そういう行動方針、つまりDX戦略にまとまっていきます。

そうなってくると、効果的なDX戦略はマインドセット、自己組織化(環境改善)、そしてシステムの遅延というレバレッジ・ポイントになります。

経営レベルのテコが2つ、現場レベルのテコが1つ使える戦略です。それが、1万円のテンプレートからスタートできるとしたら、投資効果・コスト効果ともに文句なしです。

まとめ

DX戦略の実施という文脈では、いきなりコンサルタントを雇ったり、開発チームを編成したりするのは無謀であり、リスクです。かといって、セミナーに参加したり、リサーチに時間を使うのもあまり有効だとは思えません。

そこで、自動化サンプルを確認し、自動化テンプレートを購入し、少ない投資で多くを得るようなアプローチを推奨しています。

理由は、少ないコスト、少ないステップ、少ない時間で動作済みの自動化を導入できるからです。

自動化サンプルの確認、自動化テンプレートの購入は、筆者が運営するサイト「Integromat自動化サンプル集」から可能です。

Integromat自動化サンプル集

お問い合わせの方法は2つあります。ひとつは、フォーム経由、もうひとつはSlackの公開チャネル経由です。Slackはエシカルワークスが運営する「Integromat日本コミュニティ」「#template」チャネルにて受け付けています。

Slackでのお問い合わせはtemplateチャネルにて、筆者(@mana)宛にお願いいたします。

エシカルワークスは、みなさん全員のエフォートレスな人生とラクを極めるオフィスカルチャーを応援しています。また、みなさんの2022年がリソースフルな年となるよう願っています!